SACD 輸入盤

交響曲第9番、第10番〜アダージョ シュテンツ&ケルン・ギュルツェニヒ管(2SACD)

マーラー(1860-1911)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
OC654
組み枚数
:
2
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
SACD
その他
:
ハイブリッド,輸入盤

商品説明

マーラー:交響曲第9番、第10番第1楽章(2SACD)
シュテンツ&ケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団


ドイツの指揮者マルクス・シュテンツによるマーラー・シリーズに、交響曲第9番と第10番第1楽章が登場。
 楽譜を尊重し、作品の情報量を最大限活かすシュテンツのスタンスは、構造的にも音響的にも手の込んだ作品である交響曲第9番と第10番第1楽章とは相性が良さそうなだけに、今回の演奏にも期待が持てるところです。

【マルクス・シュテンツ】
マルクス・シュテンツ[1965- ]は、ハンス・ヴェルナー・ヘンツェにその才能を見出されたドイツの指揮者で、現代音楽の分野ではすでに注目すべき実績を持っています。
 現在、ケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団の首席指揮者(ケルン歌劇場音楽監督兼務)を務め、マーラーの5番4番2番子供の不思議な角笛を録音しているシュテンツは、その前のメルボルン交響楽団音楽監督時代にマーラーの交響曲第2番第5番を録音するなど、若き日にタングルウッドでバーンスタインに師事したことも影響しているのか、マーラーに深い理解と関心を示してきました。(HMV)

【収録情報】
Disc1
・マーラー:交響曲第9番ニ長調

 第1楽章:アンダンテ・コモド [26:48]
 第2楽章:緩やかなレントラー風のテンポで、いくぶん歩くように、そして、きわめて粗野に [14:51]
 第3楽章:ロンド−ブルレスケ [12:36]
 第4楽章:アダージョ [23:53]

Disc2
・マーラー:交響曲第10番嬰ヘ長調〜第1楽章:アダージョ [23:19]


 ケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団
 マルクス・シュテンツ(指揮)

 録音時期:2014年1月(Disc1)、2011年6月(Disc2)
 録音場所:ケルン、シュトルベルガー・シュトラーセ・スタジオ
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
 Recording Producer, Editing, 5.0 Mix and Mastering: Jens Schunemann
 Recording Engineer: Christian Feldgen
 SACD Authoring: Ingo Schmidt-Lucas, Cybele AV Studios
 SACD Hybrid
 CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD 5.0 SURROUND

内容詳細

これでシュテンツのマーラー・ツィクルスは完了。優秀な機能を持つオーケストラを存分に開花させ、現代風の硬質で見通しの良い響きを達成。しなやかな力強さも魅力だ。第9番最後の最弱音も、非常に美しい。アダージョも透徹した解釈による名演だ。(白)(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

ユーザーレビュー

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2009年、このオーケストラが初演した5番の...

投稿日:2014/08/17 (日)

2009年、このオーケストラが初演した5番の録音から始まった、このコンビによるマーラー全集の完結編。6年で9つの交響曲+『角笛』歌曲集を録音したわけだが、そのすべてを高水準に仕上げて、しかも自らの個性を刻印するというのは指揮者にとって難事業。たとえば、この一つ前の録音である6番など、きっちり演奏され、オケも決して下手ではないのだが、数十種に及ぶ同曲異盤の中で独自性を主張するのは、ちょっと難しい出来ばえであった。 しかし、最後の9番にはまぎれもなく、このコンビの個性がしるされている。LPから配信まで諸メディア取り混ぜて、私が所有することになるこの曲の55番目の音源だが、喜んでコレクションに加えたい。 現代のマーラー演奏の常として、きわめて緻密に演奏されていることは、もはや言うまでもないが、このコンビの持ち味はやや速めのテンポと克明なポリフォニー処理の両面にわたるアグレッシヴさ。両端の緩徐楽章もたっぷり歌うというよりは、むしろ音楽の流動性を重んじている。でも、その速めのテンポのせいで、9番がCD一枚に収まってしまい、2枚目のCDが第10番のアダージョだけになったのは皮肉な結果。私はもはやこのアダージョだけを単独の楽章として楽しむことができなくなってしまっている。アダージョが終わるやいなや、私の頭の中では第1スケルツォの音楽が響き始めるのだから。アダージョだけでは「蛇の生殺し」状態だ。

村井 翔 さん | 愛知県 | 不明

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人物・団体紹介

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マーラー(1860-1911)

1860年:オーストリア領ボヘミア、イーグラウ近郊のカリシュト村で、グスタフ・マーラー誕生。 1875年:ウィーン楽友協会音楽院に入学。 1877年:ウィーン大学にてアントン・ブルックナーの対位法の講義を受講。 1883年:カッセル王立劇場の副指揮者に就任。 1885年:『さすらう若人の歌』を完成。プラハのドイツ劇場の

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